国内リゾート

海峯楼【熱海】

2019年6月17日

建築家 隅 研吾氏のゲストハウスとして使われていた海峯楼は、
4室のみのスモールラグジュアリーホテル。
今回宿泊した「風科 ふうか 」は天高が7mあり、
眼下に相模湾と熱海の街並みが広がる解放感あふれるお部屋です。

全面ガラスで自然光がたっぷり入ります。この日はどんより曇り空でしたが、
晴れた日にはさらに素晴らしい景色が楽しめます。
こちらはホテルHPよりお借りしました。

バスルームも明るく解放的で、室内のバスタブの他に外のテラスにも露天風呂があり、両方ともジャグジーが付いています。

露天風呂からは水盤と鮮やかな緑、その向こうに相模湾が見え、鳥のさえずりと波の音。
心身ともにリラックスできます。

お部屋のお風呂に飽きたら、大きな貸し切り温泉もあります。
緑に囲まれお湯も柔らかくてとても贅沢な時間です。

大浴場を出たところに、豪華な金屏風の大広間を発見。
手前にある水盤に浮いた透明の石のモダンなオブジェとの組み合わせが
独特の雰囲気を醸し出していました。

夕食は眺めの良いダイニングで、
新鮮な海の幸を中心とした日本料理を。
旬の食材を上手に使い、器使いも気が利いています。

そして夕食のあとはSPAでマッサージを受けたいところですが、
海峯楼にはSPAが無いので、
近くの系列店の熱海ふふ sislay SPAまでタクシーで送迎して下さいました。
ホスピタリティに感動です。

ふふと箱根の翠松園にあるsisley SPAは何度が訪れましたが、
技術も安定しているし、使用するのは全てsisleyの製品なので間違いないです。

海峯楼のシンボル、ウォーターバルコニー。
ここで夕食や朝食をいただくこともできるのですが、
今回夕食は既に先約が入っていて、朝食のみウォーターバルコニーでいただくことができました。

朝もあいにくの雨模様でしたが、足元まで全面ガラスで明るい空間。
まるで水面に浮いているような不思議な感覚です。
体に沁みる優しい味わいの和朝食をいただきました。

コンパクトな規模ですが、つかず離れずのサービスも行き届いていたし、
何より隈 研吾さんのセンスで
個性のあるラグジュアリーホテルとして心に残っています。

ATAMI 海峯楼(あたみ かいほうろう)
静岡県熱海市春日町8-33
https://www.atamikaihourou.jp/

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