国内リゾート

arcana izu【伊豆】

2019年6月29日

沼津インターから車で30分の中伊豆。天城峠を越えた先にある arcana izu(アルカナ イズ)。
狩野川の渓流を臨む16室のスイートルームからなるオーベルジュリゾートです。

紅梅が美しい1月に宿泊し、料理が美味しくて4月にも再訪しました。

エントランスを入ると暖炉が迎えてくれます。
ほんわり温かく、東京から3時間の運転疲れが癒されました。

お部屋は川を見下ろすリバーテラススイート。
大きな窓には、川を挟んでそびえる山の木々がいっぱいに広がります。

テラスには源泉かけ流しの露天風呂もあり、好きな時間に川のせせらぎに耳を傾けながらゆったり入ることができます。
日常にはない静かな空間を味わうためか、お部屋にはテレビが付いていません。

4月に行った時も同じリバーテラススイートを選びました。
窓からの景色は新緑が鮮やかで木々の生命力を感じます。
冬のスモーキーな風景も情緒があり、季節によって変わるお部屋の雰囲気を楽しめます。

アルカナ イズにはロビーのようなスペースが無いので、お部屋でチェックインをします。
ウエルカムティーに添えられていた一口サイズのマカロンとケーキが手作りの優しい甘さで、既に幸せな気分に…。

夕飯まで時間があるので、テラスにあるお風呂で鳥のさえずりを聴きながら寛ぎます。
お湯は湯ヶ島温泉の源泉。無色、無臭で温度はぬるめなので、じんわりと汗をかくまでゆっくり入ります。

なんとお風呂に入れるおもちゃのアヒル100匹を貸し出ししていました。
お子様連れ用かな?と思いましたが、これも非日常で案外大人の癒しにもなります。

アヒルと入浴していると時間も忘れ、童心にかえって色々懐かしいことを思い出したりします。

お風呂を楽しんでいるうちに陽も落ちて、夕食のためにダイニングへ移動します。

全長13メートルのカウンターを備える森に面したダイニングは、オーベルジュの名にふさわしいレストランスペース。

お料理は、 四季折々の伊豆の豊富な海と山の幸を組合せたフレンチ。
写真は前菜なのですが、個性的な木の器は糸井シェフの手作りときいて、料理へのこだわりと情熱を感じました。

どのお皿も素材の味を大切にしながら、独特のアレンジが施されて美味しいです。
新鮮な旬の食材をたっぷりいただいて、心身共に元気になったような気がしました。

夕食の後のお楽しみはアルカナ スパ。
昼の時間帯は窓からの緑が綺麗なのでしょうが、夜は落ち着いたライティングで、写真がほとんど撮れませんでした。
受けたのは 「月光」というボディのアロマトリートメント。
ムーンサイクル(月の満ち欠け)と人間のバイオリズムに着目し、今の状態にぴったり合わせた施術をカスタマイズしてくれます。
圧もしっかりとして、むくみや疲れが取れてスッキリしました。

温泉とマッサージのおかげでぐっすり眠れた翌朝。
ふたたびダイニングで朝食をいただきます。
新鮮なサラダや温かいスープ、前菜まで出てきて朝から大満足です。

卵料理でタンパク質もしっかり摂れて、全て美味しいのでお昼が要らないくらいお腹いっぱいいただきました。

お料理は優しいフレンチと言った感じで和食派の私好みでした。
東京の丸の内にもフレンチレストラン「arcuna 東京」があるので、こちらにも行ってみたいと思っています。

arcana izu(アルカナ イズ)
静岡県伊豆市湯ヶ島1662
http://www.arcanaresorts.com/

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