PR活動はクライアント様の商品やサービスを露出させるためにあります。
逆に言えば、露出がなければ何もしないことと同じ。
たとえ露出したとしても、必ず売り上げやブランド認知に貢献できるとは限りませんので、露出くらいさせなければプロのPRマンとして恥ずかしいです。
商品やブランドのことを知ってもらうためには、まず露出。
とにかく表に出して、そこで始めて分かることがあります。
どんな出し方をしたら売れ行きに変化があったか。
どんなテーマで出したら反響が大きかったか。
どのような切り口だと好感度が高かったか。
そうしたデータを集める意味でも、とにかく最初のうちは量をとるしかありません。
そのためには、媒体が取り上げてくれるようなプロモートをします。
プロモーションを重ねて、重ねて、やっとメディアサイドにプレゼンテーションさせてもらえたとしても、記者の顔をみると雲行きが怪しかったり、テレビのディレクターに「それじゃあ、絵がないねー。」と言われたりすることも…。
そうなると、再度どうすれば首を縦に振ってもらえるかを考えます。
とことん考え、とことん動く。考える量×働きかける量。
そうやって頑張っていれば、露出は後からついてきます。
100かも知れないし、1かも知れない。でも0だったことは未だかつてありません。
安定したサービスとしてPRをクライアント様に提供するためには、科学的アプローチが必要です。
露出したところ、伝えたいことがきっちり言えていて反響がよかったとか、伝えたいことは言えているけれど消費者に伝わりにくい表現だったとか、露出の結果を分析、検証、研究することによって、次にもっと有効なアプローチができます。
露出することによって認知度が上がるだけでなく、その結果がより効率的なPRを提供するための材料になるのです。
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